2017年6月30日金曜日

カタログ作成についてアレコレ

maruです、こんにちは。


今日はワインの話ではなくインポーターの業務について。
パシフィック洋行ワイン事業部はそんなに人数が多い部署ではないため、
一人で何役もこなします。出荷、営業、カタログ作りなど。

その中で私が担当しているのは事務所系の仕事が多いです。
そして特に仕事量が多いのはカタログ作りだったりします。

2017/01のカタログはこちら
ウェブ上にあると便利という声を聞くため、去年よりアップロードしています。

さて、カタログ作りですが結構集中力がいります。
作業で流してやっていると、とんでもないミスが出るんですよね・・・。

例えば、

--------------------------------------------------------

お客様「maruさーん、アロマティック発酵ってなんですか?」

maru「え、なんですか、それ。マロラティック発酵の間違いじゃないですか?」

お客様「うん、そう思うよ



 maru「すすすっすみませんでした!!

 --------------------------------------------------------
なんていうやり取りがおきたりします。
誰だ!こんな適当なこと書いたのは!と自分を戒めるのですが
他にもワインボトルの画像が抜けていたり、フォントが統一されてなかったり、
後から見つかるんですよね。

次回こそはノーミスを目指してと思っております。
現在、鋭意作成中で2017/10には配布予定です。
新しいワイナリーもかなり増え、よりワインのテクニカルも充実予定です!
皆様、もうしばらくお待ちください。
完成の際は再度、お知らせいたします。

maru

2017年6月23日金曜日

ワインのロット番号についてアレコレ

maruです、こんにちは。

ワインの裏ラベル、外国語で書いてあってよくわからないですよね。
私もよくわかりません。

さて、 ワインの裏ラベルには様々な情報が詰まっていますが
今回はインポーター的小ネタ目線から見た「ロット番号」についてです。


上の画像を見て頂くとわかりますが数字が書いてあります。
「BOTTIGLIA N.1034」
「L.120.16」
 この二つがいわゆるロット番号と呼ばれています。

よく皆さんが耳にするワインのロット番号は
「生産本数が絞られていて1本1本に何本目のボトリングかが記載されている」
ことを示していることが多いと思います。
これが「BOTTIGLIA N.1034」に当たります。

 このワインは良年の年に2000本だけ限定生産されており、
その2000本すべてに数字が刻印されています。

そしてもう一つのロット番号が「L.120.16」になります。
ロット番号はどの工場のどの生産ラインで生産されたものかなどを追跡するためにも使われています。


上記ワインの場合だと「L.70317A」ですね。
これだけだとわかり辛いですが、この番号は「瓶詰めした日」を表しています。
(生産年ではないので注意)
読み方はいたってシンプルで「L.120.16」の場合、2016年の120日目(=5月あたり)、
「L.70317A」は2017年の317日目(=11月あたり)となります。
樽での熟成期間が必要なワインはこれを逆算すれば生産年も計算できます。

ワイナリーによってルールが違うので一概には言えませんが
たまに裏ラベルを見てアレコレ想像を巡らしてみてはいかがでしょうか?

maru